| 作曲家小林亜星氏が、作曲家服部克久氏を著作権の侵害で訴えたって事は知って |
| いましたが、まだこんな争いが続いているとは、小林氏 逆転勝訴 のニュースを |
| 見るまではすーかり忘れておりました。 |
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| 問題は、CMソングの「どこまでも行こう」(1966.小林亜星作)と「記念樹」(1992.服部克久作) |
| が似ているか否か(あんた、ぱくったんちゃう?)ということのようです。 |
| (一説には、著作権協会内の勢力争いという噂もあり) |
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| 一審では、盗作ではないって事で服部氏の勝ち。 |
| 二審では、「記念樹」は服部氏の作品だが、元ネタは小林氏のだから |
| 使用料払えってーことになって、まだまだこの争い続くようです。 |
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| 何でこんな話が関係あるんだよ!と つっこんでいるあなた・・・お待ーたせいたしました。 |
| 雅画林の草葉の陰・・・ 否・・・スピーカーの奥から、 |
| 「なにゆーとんねん。わしの曲やろ!!」 と叫んでいる御仁がいるので、ご紹介致します。 |
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| BOPの神 転じて、Afro-Cubanの韋駄天となって |
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| 世界に JAZZ と 音楽 と 愛 を捧げたこの人・・・ |
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| Dizzy Gillespie (日本名 ディジー・ガレスビー)であります。(1917〜1993) |
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| Dizzy Gillespie(Tp) Leo Wright(As,Fl) |
| Lalo Schifrin(P) Chris Write(B) |
| Rudy Collins(Ds) Bola Sete(G) |
| Jose Paula(G,Tamb.) |
| Carmen Costa,Cabasa Charlie Ventura, |
| (Ts,Bs) |
| (PHILIPS PHS 600-070) |
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| 1962年に録音された「NEW WAVE!」の2曲目”CARELESS LOVE” |
| (Adapted by Dizzy Gillespie),Emarcy Music Company,(ASCAP) |
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| のっけから、「そのまんまやんけー」と皆が叫んでしまうほど、激似です。 |
| テーマ部分では、「どこまでも行こう」の歌詞がそのまま歌えるぐらいです。 |
| 最初、日本に来たガレスビーが、CMソングを聴いて感激し、甲子園の入場行進曲に |
| ブラバンアレンジ(それもアフロキューバンな!)をしたのかと思ったほどです。 |
| だけど、作品としては、ガレスビーの方が先なんだよねー。 |
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| こんな場合は、ガレスピー氏の権利と、小林亜星氏の著作権問題はどうなるのでしょうか。 |
| 著作権って訴えたもん勝ちなんでしょうか? |
| それともこのメロディーには、トラディショナルな出典でもあるのでしょうか。 |
| それならみんな、著作権フリーでハッピーエンドですけどね。 |
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| 「どこまでも行こう」は、子供の時に聞いて、はっきりと覚えている良い曲だと思っています。 |
| 映像は、覚えてなくとも音楽って結構すり込まれているんですよね。 |
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| いつこの身に降りかかるか分からない著作権問題。 |
| 「音楽かけたり、聴いたりしてなにが悪いんじゃー」という主張だけはしておきます。 |
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| P.S. 小林亜星様、服部克久様、 |
| これからも良い音楽を作ってください。 |
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| ・・・ジャズを聴きながら・・・ |
| 2002.9.10. |
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| 祝? 小林亜星 勝訴確定 |
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| 「曲まねされた」亜星さん勝訴確定 服部さん側の上告を棄却 (2003.3.12 日本経済新聞夕刊) |
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| ノラ・ジョーンズに続いて、小林亜星氏にも勝訴確定の吉報が入りました。 |
| ちょうどこの文章の続編を書こうと思っていた矢先に、最高裁の判決が出てしまいました。 |
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| なぜ書こうと思ったかというと、お客さんが持ってきたケニー・ドリューのCD
「ハッシャ・バイ」に |
| "Careless Love"という曲を見つけ、聴いたところガレスビーの曲と同じメロディーだったからです。 |
| ひょっとしたらこの曲はスタンダードな曲なのではないか、と思いAMG(allmusic.com)というサイトで |
| 曲名で検索したところ なんと、343件も出てきました。 |
| ファッツー・ウォラーや、ベニー・グッドマン、リナ・ホーンなど有名どころがいっぱいやってます。 |
| 作者の所には、空欄や、Traditional、Handyという名が見られました。 |
| その中で持っている物を探すと、Cannon Aceの"Tuff Sax"というCDがあり早速聴いてみました。 |
| たぶん原曲のメロディーそのままの素朴な演奏で、やっぱり似ているなぁという印象でした。 |
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| それでガレスビーの曲の作者のところが、(Adapted by Dizzy Gillespie)となっていたのでした。 |
| たぶんトラディショナルな曲をガレスビーが脚色しました、というような意味でしょう。 |
| 当時アメリカでは、誰でも知っているようなポピュラーな曲だったのでしょう。 |
| ちなみに、1925年録音ベッシー・スミスの"Careless Love Blues"も聴いてみましたが同一曲でした。 |
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| ということは、「どこまでも行こう」は、アメリカのトラディショナル「ケアレス・ラブ」を小林亜星が日本 |
| 語に合うように編曲しましたってことになるのではないでしょうか? |
| 「記念樹」と、「どこまでも行こう」のメロディーが似ているというのであれば、「どこまでも行こう」と |
| 「ケアレス・ラブ」は、一緒だと断言しちゃいましょう。(音楽理論を知らないので小声で
断言!) |
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| ここで問題になるのは、亜星氏ではなく服部氏の方です。 |
| トラディショナルな曲を同じように(亜星氏の方は確信犯だとおもうが)「記念樹」に編曲して何が悪 |
| いのでしょうか。 |
| 慰謝料を約930万円も払わなければならないなんて、私なら店をたたんで即、出家です。 |
| 最高裁の決定なので確定してしまったのでしょうが、何とも理不尽な話です。 |
| 同じ紙面に、「知的財産訴訟 審理、過去最短に 昨年、平均16.8ヶ月」と誇らしげに書いてありまし |
| たが、はやけりゃいいって訳ではないでしょう。 |
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| 激動の2003年(世界情勢も、株も、私生活も)。 |
| せめていい音楽を聴いてHappyでいたいものです。 |
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| 服部克久様、これからもいい作品を楽しみにしています。 |